<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="65001"%> 計算科学セミナー
     
   
     
 
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1月12日 (水)

場所 環境総合館3階第2講義室 (map の47番)
連絡先 計算科学連携教育研究センター

  13:30 ~14:30
Speaker
犬塚修一郎
名古屋大学 理学研究科
Title
磁気回転不安定性が駆動する乱流と星周ガス円盤の物理
Abstract
天体の周辺に存在しているガス円盤中の磁気流体力学的乱流に起因する角運動量輸送は星周円盤から中心星への質量降着現象を支配していると考えられる.この乱流を駆動している磁気回転不安定性やその非線形飽和状態について解説する.
   
   

  15:00 ~16:00
Speaker
加藤雅也
名古屋大学
 地球水循環研究センター
Title
雲解像モデルを用いた雷のシミュレーションとその可視化
Abstract
雷現象は直接人間に被害を及ぼすだけでなく、火災や停電等、人間活動に多大な影響を与えています。このため、古くから雷の観測的研究が活発的に行われてきました。これらの研究より、雷の発生には、積乱雲内の霰と氷晶が非常に大きな役割を果たしていることが分かっています。雲解像モデルでは、これらの値を陽に計算しています。このモデルに電荷分布を予測するスキームを追加することにより、落雷をシミュレーションするモデルが近年開発されています。セミナーでは雷モデルの基本的な概念とアルゴリズムについて説明を行い、実際の雷現象が発生した事例に適用した結果を紹介したいと思います。雷研究では落雷地点だけでなく、放電開始地点や経路も重要であるため、3次元的な可視化が重要になってきます。その可視化方法についても紹介をしたいと思います。